japan-energy-lab’s blog

日本エネルギー研究所です。福島県川内村に炭増すためにも、木材の可能性について簡単ニュースをはじめてみます。

「知の退廃」

 

 

 

思考停止。

 

これって恐ろしいことかもしれない。

そして、自分の身に起きていないという「錯覚」こそがまた恐ろしい。

無知の知ならぬ、「無知の無知」と言える状況。



昨日の話とも関連する

 

japan-energy-lab.hatenablog.com

 

 

呉智英氏の講話をリアルインサイトで拝聴。

 

まず人間の性(さが)について語られる。

 

「どんな人でも、他人をバカにしたい生き物だ」

 

その流れで、名古屋をバカにする趨勢を説明する。

しかも、つまらない根拠を元に。

 

例えば、3大ブスの産地として3地域を挙げて、その理由として

人の出入りが少なくて血が濃くなったためと。

 

出入りがもっとないところ、

人口が少ないところが、例えばヨーロッパの小国を出してブスの産地か?と問いかける。

 

こういうバカな理屈がまかり通っているのは、人間の理性の限界もまた感じるところ。

思考停止だ。

 

原発安全神話は、思考停止に端を発する素人の素朴な疑問を封じ込める同調圧力に原因があると考えている。

これは、いじめ問題や現在の福島県に対する(それ以外の地域での)風評被害も同根と言える。

 

さらに、ここまでわかって仕組んでいる(支配する)人たちがいるとしたら・・・

この件はここでは詳述しない。

 

一方で

原発事故後、素人の台頭が大きく起こっていることもつぶさに見られる。

これは時代の必然とも言える。

 

いわゆる御用学者という人たちの立ち位置もお金の出所(スポンサー)の悪口を言えない事情とも繋がる。

 

人間の性である「どんな人でも、他人をバカにしたい」汚さも受け入れつつ、

自分のところに利益誘導するグローバリゼーションの流れを断ち切るのは、

三方よし」の発想だ。

 

現代は立場が複雑化しているので、三方とせず、四方、五方、十方とも言える。

 

でも、発想は同じ「三方よし

昔からの日本人が大切にしてきた考え方で良いのだ。

 

知の退廃と言える現代の状況を救う発想が実は昔の日本人は持っていたというのは、面白い話。

対極たる知恵の見せ所だ。

 

思考停止を乗り越える時がきた。

そして、その先に三方よしをつくる時が。

 

「三方良しをつくる ~意住cafeに参加して⑶~」

 3部作のラスト

japan-energy-lab.hatenablog.com

 

 そして

japan-energy-lab.hatenablog.com

 

⑶の前に

こちら

 

japan-energy-lab.hatenablog.com

 

坂本光司氏の著書を読んでの感想を書いた。

三方よし に尽きるように感じた。

自分のところに利益誘導するのは今までの話。
それで機能してきたけど、今は違う。
立場の違いで対立するだけ。
特に原発災害地域に特有な部分も感じるが、それはきっかけであってどこもかしこもそうだった。

 

 

例えば、移住セミナーだって「自分のところに来てね」の一方でしかないとも言える。

他に住民もいれば、家の問題、仕事の問題。

あらゆる立場の人とどう折り合うか。

三方よしどころか無数の立ち位置を折り合うことは難しいことだ。

でも、それこそが人間の力の見せ所だし、

そのことがこのグローバリゼーションの本質とも考える。

 

坂本光司氏は
社外の協力会社も社外社員として同じように尊重する。

自分の仕事や生き方の姿勢も反省させられる。

新しい時代の始まりもまた感じる。

希望

こんな会社があるのか!

驚くことばかり。


坂本光司氏の

「人を大切にする経営学講義」
読み終えた。

https://www.amazon.co.jp/人を大切にする経営学講義-坂本-光司/dp/4569837085/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1520143929&sr=8-1&keywords=坂本光司




グローバリゼーションの嵐の中で、自社のために他社を犠牲にすることが当たり前と思い込んできた自分を恥ずかしく思う。

自分のために他者を犠牲にした自分の生き方も猛省する。
視点を変えれば、地域づくりにも当てはまるし、こんな社会が実現できることを夢見ることができる。

一言で言えば信用。
英語でクレジット。
信用できること、信用される生き方をすればいいとホッとさせられた。

これからの社会に一条の希望がさす思いだ。


アマゾンに書いた書評もこちら

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RU32P5LRSG4SF/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4569837085

 

「0を1にする仕事 ~意住cafeに参加して⑵~」

 

一昨日の続き。

 

japan-energy-lab.hatenablog.com

 



今回、自分の仕事をどんな風に伝えたらいいかと考えて、結局そのためのフレーズが見つからなかった。


いわなの郷を人と人とをつなぐ場としながら

炭焼きを産業化して、炭焼き体験もできるようにしたい。

 

内容だけならこれでもいいかもしれないけど、今一つだと感じていた。

 

新しい価値を作る場

 

それも確かだけど、何か方向があやふやだ。

 

それでピンときた。

 

「0を1にする仕事」

 

これは、以前ひすいこたろう氏のこんな話を聞いていたことから始まる。

ゴールを100とすると、
0→1と1→100のどちらが大変か?

 

数字だけ見たら後者だけど、

現実は前者だ。

だから、今できる一歩を今しよう!

と言って、なんでもいいから一つ行動に移す時間を取る。

こんなワークショップをしてくれた。

 

そうなんだ。

今現在、何一つ動けないのが炭焼き。

どうやるとか、どのようにするか全く決められない。


あるのは希望と情熱だけという状況。

ゴールだけは明確にしているが、どんな道筋を描けるか自分でも皆目見当がつかない。

 

その方向性含めて、この大仕事を一緒にできる人も探したい。

 

 

「サロンde川内」の意図

Cafe學校 〜サロンde川内〜 と名付けて見ました。

サロンde川内の副題の意図は?

サロンとはそもそも社交場などの意味がありますが、
フランス革命前後の「これから」を議論した場所でもあると聞いています。
川内の「これから」を考えるという意味もこめました。
 
歴史相似象のもと、
人々の連帯から新時代が築かれるのは、かの時代と同様かもしれないと考えました!


ちなみに
〜サロンde川内〜 の 「de」は「ド」と読みます。

で?っという話なので、「デ」でも問題ありません。

「あなたを変えるたった1つの「小さなコツ」」


読了。

あなたを変えるたった1つの「小さなコツ」

(祥伝社黄金文庫) 文庫 



https://www.amazon.co.jp/あなたを変えるたった1つの「小さなコツ」-祥伝社黄金文庫-野澤卓央/dp/4396317247/ref=pd_lpo_sbs_14_img_0?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=60CXC91K5EDA2BPGBW1D



コツ塾でも学んできたことを、コツ塾の時と違った形で整理する機会になった。

学ぶ順序を間違えてはいけない。そのこともよく教わったし、体験から出る言葉にもまた説得力を感じる。これだけ体系化された「コツ」があるということは希望だ!
自己啓発でうまくいかなった人は是非試してみることをオススメしたい。

 

今回読んでみて、自分に照らして感じたことを書いてみたい。

第6章「理想(目標)を知る」の中に、コンプレックスの中に才能が隠れている話も出てきた上で、このような記述があります。

 

 人と明るく話せないのなら、無理に明るく話さなくてもいい。

 私は人との”つながり”や”明るさ”を大切にしたいんだと気づくこと。
 そして、どうしたらそれを大切にできるかを探していく。
 コンプレックスはそれを解消するためにあるのではなく、本当は何が大切かに気づくためにありました。

 

 先日、移住セミナーでお話ししたこともあり、気になっていたことがありました。以前、友人から「楽しそうではない!」と指摘され、全くその通りだと思っていました。現実は大変だけど、それを楽しめることを目指しながらまだまだそれができませんでした。なんとなく自分を否定するような気になっていたところでした。しかし、上の箇所を読んで考え直しました。

 上の引用との対比で書けば、

 

 今は楽しめないなら、楽しめなくてもいい。

 私は楽しみたいんだと気づくこと。

 そして、どうしたら楽しめるかを探していく。
 コンプレックスはそれを解消するためにあるのではなく、本当は何が大切かに気づくためにありました。

 

 こんな感じになるでしょうか?この気づくだけでいいというのはコツ塾でも教わって、本当に気づくだけでいいのかなあと思いながら、やはり気づくと潜在意識が答えを見つけたがる(問いが立つ)ので、本当に見つかる経験もしながら、腑に落としていきました。
 だから、気づくだけでいいんです。

 

 コツ塾の最初のきっかけは本やメルマガがいいと思います。

 何か惹かれるものがあったら、是非野澤さんのコツ塾を生で受講することをオススメします。

 私も行ってみてわかったのは、本で伝えられないこと、面と向かってでしか伝えられないことをコツ塾で教われることでした。


 私自身は自分が変わりたくて必死でしたが、逆説的に言えば、そこまで追い込まれないと変わろうという気持ちにもなれなかったのが本心です。その人生の今までの嫌なことすべてが、一つコツ塾に出会うためだと考えれば、オセロの黒が白にひっくり返っていく感覚になります。今は自分のこれまでを全肯定できていると自負しています。
 もしこの文章を読んで、コツ塾に興味を持つ方が一人でも出たら嬉しく思います。

 

「横の関係性 ~意住Cafeに参加して⑴~」

 


こんなイベントがありました。

ふくしま“意”住CAFE Vol.04 ー奮闘中!伝統産業への挑戦ー

↑当日の様子はこちらで観ることができます。

 

fukushimakurashi.peatix.com

 

 

ゲストとして私と三島町の清水さん、

ファシリテーター羽藤さんとで話をしました。

 

あまりダジャレを使えなかったことは反省ですが、

羽藤さん・清水さんに助けられながら、なかなか良い会になりました!

 

準備いただいた
ふくしま連携復興
センター れんぷくさんにも多大な時間を費やしていただいたことがよくわかり、感謝です。



 

今回気づいたこと(1)

 

会の中でもいわゆるスクール形式(学校の先生と生徒の座り方のこと)の場作りではなく、

テーブルを囲んで輪を作る場の設定。

 

やはり今はそうなんだよね~。

移住のためのイベントなので、意見が出やすくなる工夫でもあった。

 

これは組織でも言えること。

組織上、立場・役職の上下はあるけど、人としての上下はない。

組織上の上下意識を作ることで今までは機能してたけど、今は全員が最大限の力を出す機会を損なう。

さらに、組織同士のつながりも横に並列である必要がある。

これも組織それぞれの持ち味を生かすため。

貢献できる喜びを皆が享受できるように。