japan-energy-lab’s blog

日本エネルギー研究所です。福島県川内村に炭増すためにも、木材の可能性について簡単ニュースをはじめてみます。

「白き雲」 ヘルマン・ヘッセ 執行草舟・訳

「白き雲」            

      ヘルマン・ヘッセ   執行草舟・訳

 

今し見よ  白き雲こそ  忘らるる

我が美(うるわ)しの  歌に聴く  かそけき響き

ま青(さお)なる  空の彼方に  我を誘(いざな)え

 

さすらえる  この悲しみと  喜びを

我が身に抱きて  草枕  旅路の果てを

見つむれば  雲の心を  我も掴まむ

 

ふるさとを  発ちてさすらう 雲の如(ごと)

染まず漂泊(ただよ)う 陽(ひ)も海も また風すらも

さにつらう 妹(いも)なね薫る 天(あめ)の羽衣(はごろも)

 

 

 

Weisse Wolken    

                 Hermann Hesse

 

O schau,sie schwaben wieder

Wie leise Melodien

Vergessener schöner Lieder

Am blauen Himmel hin!

 

Kein Herz kann sie verstehen,

Dem night auf langer Fahrt

Ein Wissen von allen Wehen

Und Freuden des Wanderns ward.

 

Ich liebe die Weißen,Losen

Wie Sonne,Meer und Wind,

Weil sie der Heimatlosen

Schwestern und Engel sind.

 

「人との出会い」

 

 

 

 

川二ティ 川内コミュニティ未来プロジェクト

子供達にふるさとを伝える学校外教育の場

コミュニティ再生を目指すプロジェクト

 

「さすけなぶる」災害時の活動支援のあり方を学ぶ場づくりをされる

天野和彦氏が関わる活動だ。

 

12月の定例会には参加できなかったものの、その

夜の会は 民泊もされる通さん宅へ。

台風19号で延期になった「ふるさと学校」12月1日開催。

子供達と森・里山での活動

薪割りが大人気だったという。

 

 

考えてみれば俺が「山学校」でやりたかったことを

別の形でやっていた。

 

参考にこちら

 https://ameblo.jp/japan-energy-lab/entry-12140187371.html

ameblo.jp

 

 

「ふるさと学校」も参加できなかったものの
写真を見ると楽しそうな様子が伝わってくるし、

ふるさとを伝えるという大事な目的も

楽しい感情とともに残ってくれれば一つ達成と言っていい。

 

今できることは限られている。

でも、未来への布石は、今ここでできることからはじまる。

 

さらに

別の場で

前述の天野和彦氏が 

ジャックアマノに変身して

バンド形式の歌声喫茶が行われた。

 

 

そこも私は遅刻していったわけだが、アンコールの曲が印象的だった。

www.youtube.com

 

 

 

 

初めて聞いたが、天野さんに大きな影響の合った曲だったろうと思う。

教育への道もそうだけど、それ以上に困難な取り組みを自分の故郷でもないところでやっている。

そして

この曲のままの動きと言っていいのが、

川二ティ 川内コミュニティ未来プロジェクト
というと言い過ぎだろうか。


さらに
歌を通して育んだ
精神性、魂が
あれだけの活動を支えていることを知る。

 

音楽はじめ芸術や文学が

精神を 魂を 育む

その支えがなければ、やはり大きな仕事はできないのだと

天野さんの姿を通して実感した。

 

私からすると、

歌うたいの人という印象が強いんだけど、

福島大学の特任教授なのだ。

kojingyoseki.adb.fukushima-u.ac.jp

 

 

人との出会いで広がりが増える。

ただ人脈を増やすだけでなく、人としての幅を広げていきたい。

本の言葉では生き様は見えない。

生きた姿がそこかしこに

ここ川内村でも 出会える。

それは間違いない。

 

ないのではない。

すでにあるのだ。

 

japan-energy-lab.hatenablog.com

 

 

 

そして、今できることを着実に、そして大切に。

 

川二ティ 川内コミュニティ未来プロジェクト

来年の活動にもご注目ください。

楢葉の風

先日

いわなの郷で
ハクさんのバングラデシュナイト開催。

 

こんなチラシをネット上に拡散しておりました。

http://www.abukumakawauchi.com/news/2019/12/post-57.php

www.abukumakawauchi.com

 

 

告知も12月になってから

なので
どれだけの人が来るか気になってた。

けど、6人のお客さんが!

 

ハクさんも燃えていた。
私もこんなことを書いた。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2737077686370317&set=a.518945924850182&type=3&theater&comment_id=2738305426247543&notif_t=feedback_reaction_generic&notif_id=1576971158921007

盛り上がってくれたようだ。
うれしい限り。

なお、私は野暮になるので、おいとました。

 

準備はちょっと大変だ。
私も今後は入っていく。遠慮してはいけないなあと思う。

 

終わった翌日
驚いたことに
お客さんからのお土産だという。

 

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涙出そうになった。

 

そこまでしてくれてたんだなあと。

 

 

ハクさんは3年前から楢葉にいて、
今年4月からは楢葉から、川内村・いわなの郷にまで通っている。

このお客さんも楢葉で様々なことの仕掛け人だ。

 

楢葉の風が吹いている。

いずれ川内村からも影響を与えるようになりたい。

こんな若者もいる

camp-fire.jp

 

面白くなってきた。

「Hactoさんに学ぶ関係人口 〜生き方・働き方・暮らし方が交差する場と人〜」

 

 

大げさなタイトルをつけてみた。

 

学ぶことは関係を深めていくこととも聞く。

Hactoさんからは多くの示唆がにじむ。

 

 

久しぶりにHactoさんのLiveへ
alltamura.tvにて

 

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いつもながらこの空気がたまらなく良い!

今回は特に

「マーガレット」

 

過去のこの曲のライブ映像も参考までに

www.youtube.com

 

 

感情を揺さぶられてしまった。

それもただ歌が上手いだけでない、

その場の空気が大きく作用しているし、

その時の私の感情・状態も大きい。

 

場の作る荘厳さだけなら、

中世の教会(説教を聞き、パイプオルガンはじめ音楽を聴く)さえ

しのぐかも知れない。

(実際には私含めて酔っ払いオヤジがうるさかったりする)

 

 

帰りに

購入した昨年冬のCD「はじまりのおわり」を聴きながら帰る。

ameblo.jp

 

 

決意のようなものを感じたアルバムだった。

「おわりのはじまり」という言い方で現代を語る場合がある。

確かに今までの価値観や体系が終わりを迎えつつあるかもしれない。

 



言葉としての「はじまりのおわり」には

今までのものを一度捨てて

より高みを目指すことを決めたように

なんとなく思っていた。

 

それは新たなジャンルに果敢に挑戦されているような曲が散りばめられているから。

 

 

ライブでも

お客さんの声を聞きながらも自分を出していく姿勢も

何か心地よい空間だった。


私自身が「全肯定」「 YES」と言う場を作りたいのと 

また、たくちゃんがコツ塾でされている安心安全の場とも

一つ別の形を見せてくれた。

 

 

 

 

その後の懇親会


これがalltamura.tvのすごいところ。
ライブだけではお客さん同士の交流は難しいことだと思う。
料理は江戸光のながほりさん。上手い料理と酒は欠かせない。

 

終わってHactoさん Clockさんと同じ部屋に泊まらせて頂く。

 

アフタートークも面白い!

 

「 〇〇さんの話はこう思っていたんだよ」とか

見方を変えて多方面から見られる。

アーティストって自分の目から見える目線だけでなく、
人から自分がどう見られているかといった視点がないといけない
なんて話を聞いたことがあった。
それはきっとアーティストだけでなく、様々な場面で生きる話かと思った。

 

 

考えてみれば、

なんども聞いてできていないことでもあった。

主観で自分の感情を知ること

自分を距離感を持って眺める客観視 

この二つが人が変わる一つの武器として、コツ塾では基本として学んできたからだ。

 

それでも、いいんだと思う。

こうやって折に触れて、気づける自分になっていれば。

 

 

 

 

最後に

 

Hactoさんの今後から(勝手に)学んだこと。

冒頭に出したアルバム「はじまりのおわり」に強い決意を感じた。

 

 

これからも

大きな箱でライブすることも否定しないだろうが、

alltamura.tv のような小さな箱を大切に活動されるだろう。

さらに アーティスト仲間をたくさん連れてきてくれるだろう。

 

 

今までと一緒だ。

何か目新しいものがあるわけではない 

のかもしれない。

 

でも、

この地道でひたむきなことをやり続けると覚悟したように感じた。

それはきっと今までの成果をご自身なりに持っている自信だし、

この先に違う世界が広がっていることも確信されているのだろう。

 

Hactoさんは今やたくさんのところに呼ばれている。

日本中と言ってもいいかも知れない。

福島県内でも、相馬・田村・郡山・白河。

alltamura.tv はじめヘビーリピーターとなっているところも多い。

 

そこに

お客さんを巻き込み、アーティストを巻き込み、渦ができる。

その渦の先には、主体的に動く人の姿が見え隠れする。

その中心のHactoさん自身が日夜真摯に取り組む一つ一つの作業と同じだ。

 

生き方も働き方も暮らし方も全く違う人たちが
ライブの1時間なりの刹那を共有することで
空気とともに匂いのように伝わる何かが

時には人を変え、

時には人生を変えるなにものかになる。


それがこの日ご一緒されたClockさんの好きな言葉

一期一会

の意味だろうと思う。

 

これって

関係人口を個人からの捉え方をした表現言ってもいいのかも知れない。

 

最近は、交流人口 関係人口 なんて言い方がある。

よくよく考えれば、人ごとの言葉だ。自分が主体的に関わるニュアンスがない。
(少なくとも私はこの言葉に主体性を感じていなかった)

言葉遊びならそれもいい。

 

でも自分の血肉にするなら、主体的な形に変える必要がある。

私自身もHactoさんの真似事はできる。歌えなくてもできることはある。

 

話していることは大したことでなくていいのかも知れない。
それでもアンテナを立てている人には何かしら伝わる。
そのきっかけの場作りが一つの目指す形ではあるから。

 

一つ一つ挑戦してみようとまた気持ちを新たにする。

「共感資本社会 〜その先の通貨について〜」

 

 

 

 

だいぶ経ってしまったが、

こちらの新刊トークイベントに参加した時のお話。

 

poke-eumo-diamond-sendai.peatix.com

仙台まで行く。車で。

 

でも、案外近くて驚いた。話は面白かった。

新井和宏氏は学者肌でまた面白かった。

高橋博之さんはあまり喋らなかったのも面白かった。

 

 

 

商売でも、人を説得するでも、共感は欠かせない。

その共感で通貨を作ってしまった人がいた。

 

お金に依存する現代社会は、どうしても経済合理性のある大きな存在には弱い。

GAFAに代表される巨大企業も、中小企業をことごとく駆逐した。

お得感がウリのある地方通貨も経済合理性の元にPAYPAYに飲み込まれた。

先日、その地域出身の方がいてまた驚く!

 

だから、今のお金の持つお金の対極で勝負している。

得ではない。

便利ではない。

保存できない。

 

徹底的に追及された姿勢に驚く。

 

これは面白い世界が広がりそうな予感がする。

 

 

 

視点を変える。

 

 

国の存在意義は二つ。(と私は思う)

一つは国防。食や安全、エネルギー、領土確保等々のこと。

もう一つが通貨発行権。文字通りその国で出回るお金を刷れること。

 

この共感通貨が普及すれば、

後者が国の機能として無くなっても済むかもしれない。

 

前者だって、今後戦争がなくなれば、食糧問題もなくなれば・・・

国は不要かもしれない。

 

ナポレオン以来の国家 Nation State が不要になるかもしれない。

 

今のグローバリズムは残念ながら、国家を前提としている。

GAFAは税金対策として、より安い税金のところで決算している。

節税でもあるが、国家の前提を利用している。

時にはタックスヘブンのマネーロンダリングにつながることもあるだろう。

 

グローバリズムは、世界を一つにしているようで、分断された国家が前提であることを忘れてはいけない。

 

その点では、トランプ氏はヒール(悪役)を演じて、アメリカを普通の国にしようとしているようにも見える。

 

一方、

この国の通貨発行権も変な話もある。

日本だったら日本銀行がその役割だが、株式非公開の民間企業で、国が日銀を運営しているわけではない!

 

つまり・・・

それはイワナくてもね。

 

金本位制なくなってからもう直ぐ50年!

金の量に対して、貨幣が5倍になっているという人もいる。

過剰信用、架空信用なんて言い方もある。

 

バブルの原因でもある。

 

そもそも、

2、30円の紙を1万円と信用させる共同幻想が貨幣の価値を支えてる。

それが仮想通貨含めて、違った共同幻想が生まれると国家の価値も違ったものになるだろう。

 

新井氏はきっとそこまで考えていたに違いない。

ゲストの方 お二方のところは一度訪問したい。

yabe-en.com

 

 

https://applefarm.co.jp

applefarm.co.jp

 

特にこちらは、障碍者が調理するレストラン。仙台駅からも近いので寄ってみようと思ったら、 1週間空きなし!すごい。

 

 

 

 

新しい時代は間違いない。

 

バラ色の未来になることも信じている。

「意味」



 

先日とあるワークショップ後の懇親会に参加。

 

私の住む川内村のそば粉を使ったワッフルを販売する

Kokage Kitchenをしている大島草太さん。



大島草太さんのSNSもチェックを。
 

 

www.facebook.com

 

twitter.com

https://twitter.com/KokageKitchen

 

 

 

 

彼らのチームとその仲間たちでの「タグラインとロゴ作りのワークショップ」

が行われた。

 

残念ながら、私は仕事を外せないため、夜だけ参加した。

私にとって一つの転機でもあった郡山の車座座談会。

その時にお話しした小笠原さんのホームで行われたのが感慨深い。
また、楢葉のロンさんにも会えてうれしかった。

 

草太が動き出したのは、今年2019年の冬だったか春先だったか。

どうやら、私に最初に相談してくれたようだ。

 

その後、クラウドファンディングを初めて、そのページから草太の思いを初めて知った。

 

ぜひこちらもご覧あれ。

 

camp-fire.jp

 

 

海外での福島に対する評価に愕然としたことが原点にあった。

 

そして、その先にある未来には私は共感をした。

金儲けだけでもなく、

事業に成功するだけでもなく、

次代の育成に焦点を置いていた。

私もそれがなければ、今ここで生きることに価値は置けなかったからだ。

 

応援メッセージは、こんなメッセージを書いた。

camp-fire.jp

 

さて

本題に。

 

 



 

草太は私を随分慕ってくれていたが、ずっとその意味がよくわからなかった。

別に初めに私に相談しなくてもいいはずだ。周りにもっと適した人もいたはずだからだ。

そのことを会の冒頭に草太にぶつけた。

 

草太は私の挑戦の様子をずっと見ていた。

成功した様子ではない。

(もちろん成功なんてゼロと言っていいし、あえて数えても片手で足りるくらいだ)

挑戦する様子だった。

 

「ご苦労されている姿を・・・」

なんて草太なりに気を使いながら語ってくれた言葉に

恥ずかしくなる反面、

私自身が勇気付けられた。

 

これでいいのだ!

 

私にできることは限られているし、大きなことはできない。かもしれない。

でも、そこに挑戦することはできる。

できるできないは、自分で決められることではない。努力は報われるなんて今では思わない。

それでも、希望を持って前進する姿だけでもいい。

 

今の自分でも、一歩前に進もうとしている人の力になれる。

 

こんな幸せなことはないじゃないか!

 

見方を変えれば、

成功するとか金儲けするとかは DO 行為だ。

でも、自分が挑戦し続けることは BE あり方だ。

 

夢や目標は、 DO より BEがいい。

なんてよく聞いてきた話で、私もそう思う。

 

それでも、

自分ではBEを大切にしたつもりでも、知らず知らずDOに囚われていた。

 

例えば、極寒キャンプの件。

初めは冬の寒い中、来た人と楽しむところをイメージして楽しめてた。(BE)

それがだんだんと
批判されないように、非難されないように、気にして楽しくなくなる。(DO)

 

このことに気づくたびに、自己修正してきた。

つまるところ、気分だったり、あり方 BE が大事だと痛感するところ。

 

根元の「人に悪く言われてはいけない」の思い込み(信念)も意識化できたところ。

 

まだまだ未熟だけど、完璧はない。

一生成長一生勉強だと思えば、挑戦を続けられる。

立派なことをできなくても、草太のような青年に挑戦の後押しができたら、それだって大切なことではないか。

 

 

それが生きる意味だ。

 

これでいいのだ。

 

 

最後に
草太の金遣いについて話題になった。

出店のバイト代。通常時給計算だろう。

でも、3人で出店したら、利益を3等分したんだという。

バイトで手伝った草太の後輩はたまげて、あの席にで話してくれた。

 

面白いね。

ここにも、お金に対する考えが見え隠れする。

 

よかったら

大島草太にも会ってくださいね!

 

クラウドファンディングもよろしくお願いします!

 

 

「移住者に聞く移住する理由」

 

 

極寒キャンプの打ち合わせでとある方にお会いする。

 

その名も・・・

 

「珈琲左衛門」

 

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そう。本名ではない。

 

彼には彼なりの理由があり、うなってしまった。

 

かわうちワインの方もそうだし、

他にもお聞きすれば、それ相応の理由がある。

 

そんな話も聞けたらいいわな!

 

 

極寒キャンプに是非お越しください!