japan-energy-lab’s blog

日本エネルギー研究所です。福島県川内村に炭増すためにも、木材の可能性について簡単ニュースをはじめてみます。

福島県の今とそこに携わる人々

www.youtube.com

先日京都でお会いした岡部さんについてのニュース報道。

もう4年前ですね。

 

あれから、福島・浪江の様子を写真展で伝える活動をされています。

 

福島についてのニュースは賞味期限切れだと言う報道関係者もいるそうです。
数字が取れないという意味かも知れません。

 

日本もそこまで来てしまったのかもしれません。

 

とはいえ、

陽極まれば陰になるという陰陽の考え方からすれば、大きく変化する年に来年はなりそうです。

 

福島県風評被害はまだまだ払拭できないですが、
新たな流れもまた感じるところです。

 

慌ただしい日常に振り回されてしまいますが、
来年に向けての準備も進めて行きます。

「次世代への変化」

大阪でお会いした井さんの紹介で

京都で大学生が主催する食に関するイベント「私と食と熊本と」に参加。

https://www.facebook.com/events/142464749564701/



森健太さんの一次産業が風景をつくり出すという視点にとても納得。
美しい写真を使ったお話には共感についてのヒントも頂いた。
西村和代さんの「人儲け」の思想やあのバイタリティは刺激的だった。

何より
京都の大学生が主体的に取り組んでいる姿に驚いた。

次世代への変化をまた実感する時間になった

f:id:japan-energy-lab:20161222115839j:plain

「次世代への循環  時代・地域を越えて  〜その3〜」

 

 

面白い出会いだった!

※力が入り過ぎて長いです。

感謝祭

https://www.facebook.com/events/149347305419827/ 

の後に行われた

地元の川内村で行われた昨年の車座座談会に来てくれた

https://www.facebook.com/events/149347305419827/

 

大阪の大学生・井崇晃さんと再会した。



 
f:id:japan-energy-lab:20161220092315j:plain

東大阪市も50万もの人口を抱える都会のベッドタウン。

その一角で野菜を育てるお師匠さんの手伝いをしながら

農業を学んでいる。

来年早々には八百屋さんをはじめ、

4月には故郷の熊本県産山(うぶやま)村で農業・畜産もはじめる。

 

様々な出会いがあって、運ばれるように状況が変化している。

西村和代さんの言葉を借りれば「人儲け」の才能を持っている若者だ。

農業の師匠の田中さんは一時入院していたが、

彼に出会って畑の土いじりをするうちに

どんどん元気になって来たのだろう。

お師匠さんと繋いだ方の名字も田中さんと言う。

 

象徴的な話だった。

 

熊本県産山村は、湧き水が豊富ですぐ井戸が掘れると言う。

それで「井」という東日本では珍しい姓が多い。

 

その井さんが、都会の東大阪で農業の重要性に気づき、

田中さん達と出会って農業をはじめ、八百屋も手がけはじめる。

 

都会の「田の中」を、田舎の「井」の豊富な水が潤していく。

 f:id:japan-energy-lab:20161220092340j:plain

乾いた都会の心を潤す風景のイメージがこんこんと湧き上がってきた。

水は禊ぎにも使われる。

都会が象徴する汚れちまった悲しみを清めていくかのようだ。

 

私の住む福島県川内村も水が豊富な地域。

だからこそ、いわなの郷が成り立つ。

熊本県産山村にもいわながいると言う。

 

今までの経済システムから外れた中山間地域から、

都会に潤いを運ぶことができる可能性も感じている。

 

循環の源をたどる物語だ。

 

田舎と都会の循環だけでなく、

中山間地域の連携にも可能性を感じる。

 

もちろん、若者が年長者を突き動かす

世代の循環、次世代への循環の構図も見られる。

 

今後の人工知能(AI)の進展とも相まって、

都会での仕事がAIに取って替わられた先に

田舎の水や土によって、人間らしさを取り戻すなんていう

パラドックスも展開されるように思う。

 

大きく見れば、歴史も循環するのだから。


(つづく)

「次世代への道 〜その2〜」

 

f:id:japan-energy-lab:20161219125922j:plain

 

  


福島県によく足を運んで
介護職の観点から弱者避難に着目され
黙々と福島の足跡を巡礼されてきた
大塚家成さん。
わざわざ、
かえるかわうちTシャツを着ての登場だった!

川内村、いわなの郷にも足を運んでくれた。

県内の原子力災害避難は基本的には自主避難だったらしく、
自力で逃げられない人はその場に置き去りというところもあったという。
そのような場所一つ一つを訪れ、手を合わせる。

仕事では、
介護職を続けるためにトレーニングを欠かさないと言う。

日本人が大切にしてきた「道」を体現されている。
介護道とも言えるその道を、次世代のために歩まれている。


また
今、京都の仏教界の中には
人を呼んで公開の討論会を行っていると言う。
京都という場も動き始めているように感じた。


最後に
「今、いのちがあなたを生きている」
東本願寺に掲げられているこの言葉について説明くださった。

 

f:id:japan-energy-lab:20161219125936j:plain

解釈の仕方もあるが、
私は「どんな命も一つ」という風にとらえた。

現代はあらゆる所に分断が横たわっている。
一つになれない。
ならない仕掛けにあふれているが、気づくこともない。
古代ローマの「分割して統治せよ」を思い出す。

2017年を目前にした今、
この言葉から始まる次世代への道を予感させる。
そして、
その道は一歩一歩自らの足で進み、
そしてまた踏み固めていくものだ。

「次世代へ 〜その1〜」

f:id:japan-energy-lab:20161218171821j:plain

f:id:japan-energy-lab:20161218171842j:plain

f:id:japan-energy-lab:20161218171835j:plain

f:id:japan-energy-lab:20161218171845j:plain

f:id:japan-energy-lab:20161218171852j:plain

f:id:japan-energy-lab:20161218171848j:plain

f:id:japan-energy-lab:20161218171903j:plain

f:id:japan-energy-lab:20161218171907j:plain

f:id:japan-energy-lab:20161218171919j:plain

f:id:japan-energy-lab:20161218171913j:plain

f:id:japan-energy-lab:20161218171921j:plain

f:id:japan-energy-lab:20161218171928j:plain




先日、岡部正則さんに京都をご案内頂いた。

清水寺から
様々な名所を見せて頂いた。
写真をずいぶん撮った。

京都の表裏を教えて頂いたように思う。



福島の正直で飾り気のなさと
京都の全て吞み込む懐の深さ。

京都で福島の写真展をされながら、
報道されない福島の様子を伝える努力をされている。

京都は、時代を超えて様々な文化を吞み込んで来た地でもあり、
何を次世代に残すかが明確になっている。


そうだった!
何を次世代に残すか
そこさえはっきりすれば、進むことは多い。

岡部さんという人を通して
気付きを得た貴重な時間となった。

(つづく)

「今夜、京都・大阪へ出発」


ご縁を持った方々に会いに行く。 

東京で学んだコツ塾大阪のクリスマスパーティーもある。

文化・文明は

常に異質なものと交わって発展してきた。

自分自身も、かきまぜられて来よう!

WiFiフリースポットを見つけながら、旅します。

f:id:japan-energy-lab:20161215170203j:plain