japan-energy-lab’s blog

日本エネルギー研究所です。福島県川内村に炭増すためにも、木材の可能性について簡単ニュースをはじめてみます。

「縁に生かされる」


 
 





先日のこと。
ご協力を頂き、一部ではあるがいわなの郷周辺の放射能値を測定した。

木炭の放射能基準値を満たす木があるか探しながら計測した。

この後、ちゃんとお聞きするが、木炭にしても基準値を下回りそうにない。

 


毎度繰り返すが、
木炭の放射能基準値は、健康被害の観点で決められた値でなく、
(もちろん健康被害は問題ない)
灰にした時に放射能ゴミでなく、
一般ゴミにできるように決められた値だ。


大まかには、山頂よりふもとが低そうな傾向性が見られた。

樹皮はセシウムが高いので、樹皮を取ればできるという可能性はあるかもしれない

(今回は木を切らなかった)


この検査も、是非やりましょうと私に言って頂いたからはじまった。
そんなことを言ってくれる人がいるのか!と正直思ってしまった。


なんだかすっかりこの地で生きる気になっていることに
今さらながら驚く。
1年前には考えてもみなかった。

炭焼の師匠と出会って、考え方も変わった。
私の中の根本が変わった気さえする。

ほしいほしいと求めてばかりいたが、今はちょっと違う。
もう何もいらないとさえ思う。(炭焼は産業にするけどね。)
師匠に沢山のことを教わって、愛情を受けたからかもしれない。


ただただ、ご縁に感謝しつつ、精一杯生ききろうと今は思う。

 

写真は、測定中に見晴らし場から撮った1枚。

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