japan-energy-lab’s blog

日本エネルギー研究所です。福島県川内村に炭増すためにも、木材の可能性について簡単ニュースをはじめてみます。

豊かさ ~GWに学んだこと⑴~

今回のBGMはこちら

サンボマスターの「これで自由になったのだ」

※注意※ 
※かなりロックです※

 

www.nicovideo.jp

[

:embed]

まさに自由になった気持ちになったお話。

 

 

 

 

 


豊かさとは何か?

ずっと考えていた事に身をもって気付かされた。

 

きっかけはこちら

 

 

f:id:japan-energy-lab:20180507072909j:plain






以前もブログで書いた老子

 

ちなみに過去記事はこちら

 

japan-energy-lab.hatenablog.com

 

 

japan-energy-lab.hatenablog.com

 





老子の言葉として、こんな言葉が出てくる。

・・・足るを知る者は富み、強(つと)めて行ふ者は志有り。・・・(辯德第三十三)


解説には
足るを知るとは、常に感謝の心を失わないという事。そういう人が真の富者だ。…

とある。


足るを知る。

言葉としては良く知っていたが、本当の意味で理解していなかった。

現状に感謝する事。あるいは肯定する事。

 

 

 

 

あ!

そうだった!!


と思い出したのはこちらの本。

f:id:japan-energy-lab:20180507072925j:plain



過去に書いたこともあった。

 

japan-energy-lab.hatenablog.com

 




ニーチェは、忙しく働いて、暇をつぶすだけの人間である「末人」の出現を予言。
背景には人生には意味がないというニヒリズム虚無主義)がある。
つまらない日々が永久に繰り返される「永劫回帰」から脱却するには、

 

「今、この瞬間を力強く肯定して生きよう!」

と端的に言う。(著者の飲茶氏の超訳

 

別の表現をすれば、
「感謝して生きる」
あるいは
「足るを知る生き方」 とも言える。

 

 

老子ニーチェは洋の東西も時代も違えど、同じことを言っている。

 

 

今回、いわなの郷でのGW営業は多くの助っ人の力を借りた。
アルバイトとして協力頂いたということ。

 

その中に私の意と反する動きをする人がいた。

その人を自分の思い通り動くよう働きかけた。

 

それが当然と思ってきたけど、

仕事中、釣堀を見ながら紫煙をくゆらしながら気がついた!

あ!!!!!

 

 

先日、八谷さんの主催されているいわき学びカフェで学んだことを思い出す。
ドラッガーの著書の読書会だ。
ちなみにこちらの本。

f:id:japan-energy-lab:20180321175148j:plain




そして過去記事はこちら

 

japan-energy-lab.hatenablog.com

 

 

japan-energy-lab.hatenablog.com

 

 

 

 

第四章 人の強みを生かす の中には
「強みを手にするには弱みは我慢しなければならない。」(p121)とある。

 

それは、私の我を通すために、相手の強みを殺す事になっていた。

つまり、相手のその「弱み」を我慢、と言うよりは無視してよかったのだ。

果たして、相手がその通りしなくて困ったことはあったか?
否無い。
自分が思い通りにならなくて悔しいだけだった。

途中で気づいて、情けない気持ちにもなったが、そこは気持ちを立て直してその日を終える。

 

 

改めて振り返った時に、

そんな気づきに満ちている今の生活がとても嬉しく思った。

 

過去の失敗を振り返る機会になる以上に

ドラマチックな日々に満ちている。

ありがたい!

 

ニーチェのいう永劫回帰の日々では無い。ニーチェの言葉を使えば、時代が持つ人を不自由にする思い込みのことである「背後世界」や弱者の嫉妬(ルサンチマン)から生まれた「奴隷道徳」からも解放される日々を送ることができている。

 

感謝だ。

 

老子のいう「足るを知る」

ニーチェのいう「今この瞬間を力強く肯定して生きる」


そうだ!

豊かだ!

 

私は豊かだ!

 

 

お金があるから

豊か

ではない。

断じてない。

 

豊かさとは

足るを知る

肯定できる

そのこころ

その意志!

 

すでに

豊かだったのだ!

ずっと前から豊かだったのだ!


 

これで自由になったのだ~~~

 

 

 

最後に、

上の老子の一節を再度引用する。

 

 

・・・足るを知る者は富み、強(つと)めて行ふ者は志有り。・・・(辯德第三十三)

 

解説は続きがある。

 

・・・大富豪や大金持でもいつも不平不満で心の満足の無い人は、富者とはいわない。むしろ貧者だ。道の精神こそ感謝の心で、それを強化して生きる者こそ、大志の持ち主と言える。

 

 

足るを知るの心(道の精神こそ感謝の心)で、それを強化して生きれば、大志の持ち主だと言う。

まだまだこれからの川内村炭焼きプロジェクトも、

感謝の心を強化して生きる事で、その道も見えてくるものと信じる。