「エピソード3から4へ」
今日から
川内村炭焼きプロジェクト
エピソード4「炭焼場」
そんなわけでBGMはこちら
音楽を流した方はすぐわかることですが、
エピソードなんちゃらというのは、スターウォーズからヒントを得ている。
ヒットするのは当たり前とも言える。
その本質をあえて一言で言えば、人間の成長。
必ずしもスターウォーズの内容とリンクするわけでもなければ、R2-D2も出てこない。
まして私が勝手にエピソードなんちゃらとしているだけだが、
まんざら段落分けとしては悪くない(はず)。
いい線をついていると思っている。
川内村炭焼きプロジェクト
エピソード4「炭焼場」
ちなみに
これまでのエピソード1からの歩みはこちら
japan-energy-lab.hatenablog.com
エピソード3~YES!祭り~ 終了だ。
2つの曲がモチーフだった。
リンクを貼ったが3曲ごっちゃになるので後で聞いてほしい。
「YES!」サンボマスター
サンボマスターはライブで「全肯定」という言葉を使う。
私に必要なワードでもあった。
否定から初まっても、否定で終わることが多い。
全肯定し尽くしたと自負する。まだまだかもしれないが、今ここが一番だと思う。
ジョンとヨーコの「YES」の話もまた思い出すところ。
もう1曲。
「祭り」北島三郎
サブちゃんの名曲だ。
炭焼場未来対話は祭りというほどではなかったかもしれないが、
私としては十分に祭りだった。
数や規模の大小ではない。まして結果でもない。
講師の黒岩さん(高知県室戸市)や影山さん(島根県雲南市)から受けた影響は大きかった。
このお二人に会うだけでも大きな価値があったし、祭りと言えた。
エピソード4へ移行するのには理由がある。
あえて3点にまとめた。
⑴炭焼場 いわなの郷でできる自信
⑵川内村の変化 炭焼の追い風
⑶批判 やっと批判されるだけの玉に
以下長い。
覚悟して読んでほしい。
⑴炭焼場 いわなの郷でできる自信
私の働く「いわなの郷」は炭焼場という地名を持つ
日本でも珍しい土地だ。
文字通り炭焼する場所だったに違いない。
今までは全くもって、いわなの郷で炭焼場で炭焼復活する自信などなかった。
私の中で決めてはいたけど、自信とはまた別だ。
でも、今は自信を持って
いわなの郷でできる!と言える。
自信とは根拠がなくてもいいものだが、場が整ってきたのは実感するところ。
⑵川内村の変化 炭焼の追い風に
私の住む福島県川内村は2017年以後、ずいぶん変わってきた。
そして今年2018年。その変化は加速する。
これから変化の見える事例は3つ。
❶川内マラソン
❷かわうちワイン
❸川ニティー
❶と❷は略すが、簡単に言えば、いかに継続するかがどちらも問われる。
決して悪い方向には進まない。
どのように変化するか。いかに乗り切るかと言うべきか。これが❸に大きく関わる。
❸の川二ティーとは、川内コミュニティ☆未来プロジェクトの略。
学校外の教育を皮切りにコミュニティを行政主体でなく民間主体で築こうという取り組み。
今日4月12日に、井戸端会議が村のコミュニティセンター(コミセン)で行われる。
全く持って今までにない取り組みと言っていい。
今までの行政頼みが民の力にシフトする具体的な日になる。
目に見える変化があると言うことは、目に見えないところには大きな変化が起こっていると言うこと。
表面的な話ではない。
炭焼が先鞭をつけたかったが、それは無理からぬ話。
文字通り炭(隅)の存在だが、今はそれでいい。
いずれ、その変化を追い風にすることはできる。
全く別の視点で言えば、
ドクスメの清水店長が
「これからの時代は他力が大事になる」
また曰く、
「2018年は陰陽逆転の年」だという。
参考
japan-energy-lab.hatenablog.com
今までの陽の流れから実際に陰に変わる。
(私の言葉で簡単に言うと、求心力の陽に対して、遠心力の陰。グローバリゼーションによる同質な都市や物を大量生産する流れはトップダウンとも求心力とも言い換えられる「陽」だが、今年から具体的に、今までと正反対の「陰」に変わっていくと考える。地方分権やイギリスのEU離脱もその流れ。)
実は上の川内マラソン、かわうちワインの変化もこの陰陽逆転、
つまり場の変化にもよるものと考えている。
⑴の「炭焼場でできる自信」の一つはここにも根拠を置く。
⑶批判 やっと批判されるだけの玉になった
文字通りだ。
批判一つ受けずにここまで来てしまった。
ようやく批判を受けるまでになった。
もちろん批判も2種類。
真っ当なものもあるが、足を引っ張る批判もある。
後者こそ、ある意味待っていた。
目に見えることしか見ない人も多い。
でも着実に根を張ってきた。
目に見えない時こそ、準備をする時。
冬は草木が何もしていないように見えて春の準備を着実に進めているように。
やっと私自身がそこまでたどり着いたとも言える。
もちろんこれは数学で言う必要条件であって十分条件ではない。
でも、喜ぶべき兆しだ。
冬を越えて春を迎える時だ。
さあ、新しい扉が開かれる。
東北は岩手出身の新渡戸稲造はこんな言葉を残している。
「名を歴史でなく、地理に刻め」
名を地理に刻めばいい。
歴史に残る必要はない。
無名の人々がその営みを続けてきたように。
その土地が
その土が
わかればいいんだ。
この「炭焼場」と言う地に、地理に、
否
炭焼場の土に名を刻む時がきた。
(これからだけど)
同じく東北は岩手出身の高橋博之氏に以前こんな色紙を描いていただいた。
いわなの郷で開催して頂いた車座も懐かしい。
ここ炭焼場から
天地を動かさん。