japan-energy-lab’s blog

日本エネルギー研究所・関孝男です。 福島県川内村に2013年移住。いわなの郷で働いております。炭焼き・移住促進・成長への興味を元に、全てのエネルギーの活用を研究することを建前に、本ブログでは成長の観点で思いのままに書いています。

「一人化の背景と反省と」  

 

 

小松理虔(りけん)氏の「新復興論」を読む。

 

以前、川内村で福島大生向けのワークショップを行なった

影山裕樹氏と車中話題になった本だ。

 

いわゆるロッコク(国道6号線)を走った際に

この車中からの光景の描写がこの本にも有り、

初めて走った影山氏もずいぶん衝撃を持って受けとめていた。

 

私の住む福島県川内村から

事故のあった福島第一原発周辺のロッコクは、

人は住めない地域もほとんどの場所だったりもする。

 

最大の驚きは、

この地域の現実を文章で正確に記している事だ。

 

大手マスコミに依る報道ではそのあたりは省かれる。

仕組みとして、ストーリーが決まっている。

そのストーリーを補強するための事実、住民のコメントなどを探すのが記者の仕事に堕している。

 

また、美談ばかりがもてはやされたりするが、ネガティブな面も丁寧に描写されている。

 

無意識に「ネガティブな表現はできない」なんて勝手に思いこんでいた。

 

でも、実際に小松氏は示してくれた。

 

私の思いこみにも気づかせてもらった衝撃は大きい。

 

 

特に、元東電の石崎氏の事はこの地域の人はみんな知っている事だが、

ただの痴話話程度でしか報道されないし、くだらない下半身問題にさげずまれている。

でも、そこから事の本質を明らかにしたその表現に、ただただ感激し、また感謝申し上げたい。

 

 

また、批評に対して閉ざしてはいけないとの言説は私を苦しめた。

批評はたいていただの批判である事が多いが、そうでない事もまたある。

そこに対して私は閉ざしてきた事を痛感した。

 

どんどん「一人化」しているという指摘は私の事だった。

そしてそれは私の思いこみが大きかった。

 

ただ、時間をおいて、本当に自分に大切なのか自問したい。

それは、いわなの郷での立ち位置を考え直さなければならないから。

批判したい人も多いが、そこに右往左往してきた。

 

自分の人生だから、

自分で決めていい。

時間をかけて決めていい。

 

 

 

 

 

 

さらに、一人化、二人化の先に、第三の道についても語られている。

 

コツ塾でも学んだ

事実を良い悪いの解釈を含めない

色を付けずに見ていく事の大切さをまた学ぶ。

 

もっと軽やかに生きていいと心に刻んだ。

縛りは自分でつくっているものだったから。

 

まずは

自分との対話をしていこうとまた決意する。

 

 

 

事実、炭焼きについて相談できる人はいない。

悲しい事だが現実と受けとめていた。

 

そう簡単でないからこそ、面白い!

そう捉え直して。