japan-energy-lab’s blog

日本エネルギー研究所・関孝男です。 福島県川内村で移住4年半。いわなの郷で働きつつ、日本一だった炭焼き復活を期す川内村炭焼きプロジェクト、移住者だけでなく新たな場作りを考えるCafe學校〜サロンde川内〜を主宰。本ブログでは、炭焼きPJを中心に成長の観点で好き勝手に書いています。

「無為 ~楢葉にて⑴~」

 

 

 

昨日は朝礼で

ズボンを買ってくるよう指示が出て

 

そんなことイワナいで!

とも言えず、

富岡へ。

 

 

ついでだから、楢葉の「結のはじまり」へ。

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写真は以前のもの。



 

女将の古谷さんの誕生日やら田んぼアートやら田植えやら

イベントぎっしりながら、行けそうもないなあという思いもあった(といえばあった)

 

 

行くとも イワナ いで行ったもんだから、

案の定迷惑をかけてしまった。

古谷さん遠藤さんはじめ炭ません。

 

 

その後、田んぼアート楢葉の会場を見ようと行くも場所がわからず断念。

木戸の公民家にたどり着くと、あの男の軽トラが!

 

恐る恐る中に入ると暗がりに二人の影。

 


田んぼアート市川さん。
AFWの吉川さんと。

 

ホッとして

だべる。

吉川さんとわたしで。

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その後、家庭のある吉川さんとは別れ、

市川さん行きつけのラーメン屋に。

 

黒味噌ネギラーメンは最高に美味かった。
また行きたい。
(ちなみに白河に続きラーメンづいている)

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中学生の前でも話をされた

田んぼアート 市川英樹先生

 

 

 

本気で30万人を田んぼアートで呼ぶと豪語する男。

 

楢葉で田んぼアートができることについて話をした。

 

当然ながら、市川さんが結のはじまりにかかわったからこそ、

楢葉での田んぼアートも実現した。

そしてまた多くの力を借りていることも話を聞く。

遠く海外からも参加される方がいるという!

 

 

うむ。

 

老子のこの話を思い出す。

 

田口佳史氏のこちらの本より

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居位第六十には、冒頭以下の文がある。

 

大國を治むるは小鮮(しょうせん)を烹(に)るが若(ごと)くす。

 

解説には、


大国をうまく収めようと思ったら、小魚を煮る時の要領を真似ることだ。

それは、手を出し過ぎてひっくり返したりいじくり過ぎていると、身が崩れてバラバラになってしまう。

これは人間の集団、会社の部門や家庭を動かす時のコツだよ。

 

 

田んぼアートでは市川さんが

助けてくれる方にアレヤコレヤと指示を出すわけではない。

こういうことをしたいと。

それでも自発的に人は動く。

 

例えば、

吉川さんはずいぶん動かれていたようだ。

 

他にも陰に陽に力を貸す方がいて成り立っていると聞く。

 

 

老子に戻ると、居位第六十のまとめにこんな言葉で締めくくられる。

 

 

何事も、手出し、口出しをし過ぎると、うまく行くべきものも、そうならない。

自然の力が入り込めないからだ。

この世に充満する気や力を如何に活用するかだ。

 

 

手出しや口出しは、ある意味で自然の力を信じていないことにもなる。

 

自然の力を出すことを、鬼に出番を与えないことに例えている。

 

リーダーがあれこれ指示を出し過ぎることがなければ、

鬼はすごい神の力を持っていても、力の出しようがないから人を傷つけず、自然徳に帰って行くと。それでうまく行くのだという。

 

自然の力を引き出すには、「無為」。
作為も人為も捨てて、緊張感を持って見守るようにすること。

 

自分のできること、人事を尽くす。

自然の力を信じる、天命を待つ。

そして、その行間にあるのは無為。

作為も人為も捨てて、緊張感を持って見守る。

そのことで自然の力を引き出す。

 

無為にすることが私は怖かった。

それができなくて、あれこれと手出し口出しをしてきたのだった。

ただただ、不安や恐れから現れたことだった。

 

 

自然と切り離されて生きる都会では、

人為的な物に溢れて自然の力が入り込む余地がないのかもしれない。

 

人の力も偉大だが、それでは片手落ちなのかもしれない。

自然に充満する力を遺憾なく発揮してこそ、大事はなされない。

 


結のはじまりも木戸の公民家も同じような図式も見受けられるし、

 

 

先日伺った

Cafe ENAMONの青砥さんの姿もそれに近い。

決して過ぎたことは言っていない。
(もちろん必要なことは言っている)


 

japan-energy-lab.hatenablog.com

 

 

 

 

これからの自分にも必要なことを
田んぼアートや結のはじまりなど、訪れた楢葉で発見することができた。