「歴史の転換点」
ちゃんと知らなかった。
この話は、明治維新の頃、新潟を含めた東北の奥羽越列藩同盟(東軍)が新政府軍(西軍)と戦う際、当時のプロイセンと北海道(蝦夷地)を担保に武器を買おうとしていたというのである。
戊辰戦争は早く終わったので、結果として北海道をプロイセンが取ることはなかったが、こんなことさえ最近の歴史は知られていなかった。
最近発見されたということに意味がある。
これから、明治維新の別の見方が発見されるだろう。
新大陸発見同様、新大陸に住んでいない人の見方で長く歴史を語られていた。
その意味で、本来の歴史が発見される。
東北はずっと犠牲の地であったように思う。
坂上田村麻呂の蝦夷征伐から賊軍扱いだった。
そうでない場所になる可能性は本当にある。
今後、東北の地から希望が生まれる可能性が。
それは歴史を通した自尊心の確立と相まって、
現状では見出せないグローバリゼーションの行き詰まり、
換言すれば、
オホヤケ(公)の代が「私」に乗っ取られた問題を
解決する可能性を秘めている。
一つの形としての
ふくしま百年基金
お金の出所が権力を持つことはままある。
この形態がそれを解決できるかは未知数だけど、
可能性を秘めている。
信頼の価値を大切にしているからだ。
フロンティア
新たな歴史を切り拓く土地として
今ここに生きることに誇りを持つ。