シラスバルーン で炭窯をつくりたい
前回のシラスバルーン について
シラスバルーン 知るきっかけ - japan-energy-lab’s blog
ご紹介したこちらの炭窯
土で作る必要はないのです。
見ての通り、ガードレールで外装を作り、
内装は鉄板
入り口はレンガとそれ用のコンクリートを使っているという。
こんな形をそのままシラスバルーン で作ることもできるかもしれない。
これを挑戦してみたい。
その前に
こちらの場所で短期修行中。
良い機会にしていきたい。
ありがとうございました。
シラスバルーン 知るきっかけ
今回は木材とは離れますが、母なる大地から生まれるもの。
シラスバルーンについて
今回はこちらを参照しました。
シラスバルーンの特性の一つ
耐熱性・断熱性
こちらを利用すれば、炭窯にも活用できるのではないか?
例えば、こちらのトップ画像をご覧ください。
炭窯をガードレールや鉄板等の鉄で作っています!
土でなければいけないってのは幻想で、必要なところだけ土(壁土)を使えばいいわけです。
そのことから、シラスバルーンを使って炭窯ができるかもしれない!
その特徴である耐熱性と断熱性がありますから!
これは私自身いずれ挑戦してみたいところです!
改質リグニンの可能性
昨日は
木の成分から抽出した「改質リグニン」から
車が作れることを紹介しました。
正確には、
自動車用部材の一部が作れると言うべきでしょうか。
japan-energy-lab.hatenablog.com
今回は、その「改質リグニン」の活用法、性質、可能性についてまとめてみます。
こちらの動画を参照しました。
目次です。
1「改質リグニン」の活用法
2「改質リグニン」の性質
3「改質リグニン」の可能性
4 中山間地域の希望
5 余談
1「改質リグニン」の活用法
活用方法は多岐に渡るようです。
・自動車用部材
・電子基板
・炭素繊維
さらに以下のものは石油由来の従来物質より3分の1のコストで使えます。
・3Dプリンターのフィラメント
・基板用フィルム
これら「改質リグニン」の産業規模は1000億円以上という試算もあるようです。
2「改質リグニン」の性質
リグニンはそれまでは未開の原料と呼ばれていたそうです。
原子配列が、広葉樹か針葉樹か・木の立つ場所が平地か斜面か・暑いか寒いか等で、多種多様な全く違う形をしていて、一律に抽出できなかったのです。
しかし、その多様性ゆえに、技術が確立すれば、硬い・柔らかいを操作することもできるそうです。
性質としても、耐熱性・耐燃性に優れています。
3「改質リグニン」の可能性
その可能性を一言で言ってしまえば、
中山間地域に改質リグニン精製の工場が建てられるということです。
・精製が安全 揮発性薬剤も圧力容器も使用しない
・無駄がない 残ったパルプをセルロースとして活用可能
・精製剤の再利用 PEG(ポリエチレングリコール)は再利用可能
杉が利用しやすいようですので、日本の3割ほどを占める杉を有効活用できます。
4 中山間地域の希望
上のように、理想の素材である「改質リグニン」は実用化が早く望まれます。
中山間地域の中には、伐採をしなくなった森林が荒れた場所も増えています。
本来の森林資源を有効活用できる時代になりました!
エネルギー革命で、一気に木材は必要とされなくなりましたが、これからは全く違う未来が待っているかもしれません。
5 余談
例えば、3Dプリンターで家を安く作れるという話もあります。すでにこんな家も
また、こちらの16’35”〜をご覧下さい。
上のサムネイル通り、家が50万円ほどで買える時代がもう来ているのです。
木材を使わない家が増えたら、木を使わないんじゃないの?
そう思うでしょうが、思い出してください。
1章でご紹介した通り
改質リグニンで「3Dプリンターのフィラメント」を作れることを!
木材でなくても、木材繊維の改質リグニンで、全く違う地平がまた見えるかもしれません。
面白い時代になってきましたね!
木材成分(改質リグニン)で車ができる
木材に含まれる成分のうち、25〜35%程あるというリグニン。
この成分を使って、改質リグニン(正式名称:PEG改質リグニン)を作ることができるという。それで車のパーツができるというのだ。
ボンネット、ドアトリム、アームレスト、スピーカーボックスの4か所に使われているという。
これは将来実用化されたら、もしかするともしかする。
中山間地域に車の生産工場ができるかもしれないのだ。
そしたら、面白くないですか?
有効活用されていない山林が、新たな資源となる時代はもう直ぐそばにまで来ています。
LIVE學校「医療現場でのコロナ対応を聞いてみよう」 を終えて
新型コロナウィルスのことを学ぶ時間を作った。
オンライン上で。
臨床検査技師の松下さんと私で話した。
動画はこちら
一言で言うと、
ホント難しかった。
それは当たり前のこと。
疫学の基礎もなく、未知のウィルスを論ずるわけだから。
ただ、その難しさの輪郭がつかめた。
例えば、
感染しない・させない基本はわかった。現場でも生かせるはずだ。
陽性率やら、実行再生産数やらの数字の意味はわかっても、
どこまでを含めるか否かはわからない以上、判断もしにくいいこと。
専門家同士でも考え方がずいぶん違うので、
医療現場の人はわかっても、
一般人は、報道から知る情報だけでは、わからないことばかりだ。